「生徒会」という言葉は「全校生徒」を意味します。学校は生徒一人一人が主人公、みんなの協力と責任の上に成り立っています。「生徒会執行委員会」は生徒全体の意見を集約し、行事などを企画、主宰し、組織として全校生徒を動かす役割を担う委員会です(一般に言われる「生徒会」はこの執行委員会を指しています)。
北高の生徒会は愛知県、神奈川県などの私立高校と交流し、全国に通じる団結力を誇り自主的に活動しています。北海道でも北星3校や北海高校、小樽明峰高校や駒大岩見沢校とつながって私立高校の生徒会活動を活気づけています。
人として一流になれる場所・・・それが「生徒会」です。
北高祭(第50回 2008年7月)
第50回(2008年度)北高祭 閉会式の様子(体育館ステージ)
「北高サイコー!!」のコールが鳴り響く体育館。3年生は涙を流している人もいます。
充実感や達成感に満たされる閉会式の一幕です。
7月末に3日間日程で実施される北高祭は、ある種異常な盛り上がりを見せます。
北高祭は生徒総会でブロック分けが決まってから、たくさんの実行委員会やブロック会議を重ねて実施されます。
単にクラス系列の縦割りではなく、くじを引くまでは1年生から3年生までどんなクラスが同じブロックになるのかわからないのです。
また、北高祭に関わる全ての会議、作業は教員の手助けがありつつも自主的に運営されます。
3日間に催す企画は、全て得点計算されブロックの総合得点に加算されます。
アトラクションや壁新聞、大合唱からブロック対抗リレーまで全てがブロックの勝敗を握っているのです。また、準備期間中の服装や清掃などは厳しく減点されるため、3年生が下級生の教室掃除を指導しに行く場面も見られます。
何故、涙を流すのでしょうか。それは、全校生徒が共通の目的に向かって意見をぶつけ合いながら、自分達の手で作り上げるからに他なりません。だからこそ盛り上げたいし、盛り上がるのです。たくさんの意見がある集団が、それぞれ相手の立場に立って考えることを経験する・・・この貴重な経験を経たまとめ役の3年生は一回り大きく映ります。
第50回北高祭 反省アンケート(全校生徒を対象に実施)
Q.「全体を通して第50回北高祭は良かったか。」
良い482(82.8%) ふつう88(15.1%) 悪い12( 2.1%)
生徒会では文化・ボランティア委員会が中心になって、以下のような活動に取り組んでいます。
プルタブ回収運動
「缶ジュース類のプルタブを600kg集めて、電動車椅子を福祉施設へ!」
2002年4月から全校体制で取り組んでいるこの運動は、いたって地味。
地道にプルタブを集めまくるだけなんです。
全ての教室、職員室、そして各家庭から集められた量は2008年4月現在で約134.9kg!
先はまだまだありますが引き続き精力的に頑張ります。
新潟県中越地震被災校への募金活動 (2005年4月)
2004年末に新潟県で発生した中越地震で被災した私立学校への義援金を募集するため、全校生徒で募金活動を行いました。
街頭募金では合計で88,269円の募金を頂きました。また,校内募金や同窓会などから総額で320,961円の義援金が集まり、新潟県の3校を訪問して寄せ書き・生徒会誌と共に贈呈しました。
新潟産業大学附属高等学校
教頭,生徒会顧問,事務長,生徒会役員2名と面会し、JRが約1ヶ月運休した事,19年ぶりの大雪に見舞われた事,地震の振動で教室のロッカーが中央まで飛び出た事などを聞きました。
また、被害状況は半壊以上20名(そのうち全壊3名)でした。
中越高等学校
まず副校長と面会し、その後生徒会顧問3名,生徒会役員5名と和室にて食事。
校舎全体はそれほどの被害ではなかったものの、在校生の被害は半壊以上(全壊を含む)で113名いることを聞きました。
また、経済状況によっては新居を用意できないケースが6割~7割に上ることを聞きました。
帝京長岡学校
教頭,教務部長,生徒会顧問,生徒会役員3名と面会しました。被害状況は半壊以上が93名(そのうち全壊50名)で、新入生の学納金免除申請が約40名でした。
また、体育館のコンクリート片が床へ落下した事,生徒会長が小市谷市出身で家屋全壊の被害に遭ったこと,地震の瞬間はアルバイトの最中で、倒れた自動販売機の下敷きになった人がいたことなどを聞きました。
「私学助成金」とは、
私立学校に対する国、道の補助金のことです。授業料に加え、この補助金で私立学校(幼稚園から大学まで)の経営は成り立っています。私学助成署名運動は、私立学校に通う生徒・学生、そして父母の経済的負担を無くするために「私学助成金」の増額を求める運動なのです。毎年、全道で約100万筆、全国で約2000万筆の署名が集められ、大きな成果を上げています。
現在世界中の国々では、教育にかかる費用は無償の方向に向かっています。筆記用具さえ無償配布の制度をもっている国もあります。「教育は無償」が世界共通の考え方、グローバルスタンダードなのです。
日本ではどうでしょうか。いま北海道の私立学校では、1校あたり平均1.33人が学費滞納によって退学を余儀なくされており(全国平均は1.27人。2000年度末調査)、10人に1人が授業料の初回納入を滞納している状況にあります。北高に通う生徒から寄せられる声にも、「学費の工面で精一杯。修学旅行には行けない。」「進学はもちろん、このままでは学校をやめなくちゃならない。」などとあり、悲痛な叫びが目にとまります。
生徒会も署名運動の中で大きな役割を担っています。各クラスに私学助成対策委員を設置し、執行委員会と連携して全校規模で署名を集めています。
毎年10月には帯広市街中心部で、「街頭署名」を実施しています。PTA・OB・生徒会・吹奏楽部などで街中を歩き回り、道行く地域の人々に署名をお願いしています。
北海道私学フェスティバル(札幌市)
札幌市で開催される北海道私学フェスティバル(旧称 高校生パレード)に毎年参加しています。
参加者は道内の私立高校7校の生徒・教職員・PTAで構成され、約500名以上の規模になります。
私学助成の削減反対と増額を訴えるパレードでは,大通公園~道庁前~4丁目交差点を通り中心街を行き交う方々に寒さを感じさせないエネルギーでアピールしました。
2005.11.23 (wed.) 第1回
2006.09.30 (sat.) 第2回
2007.09.29 (sat.) 第3回
2008.10.19 (sun.) 第4回







